家事・育児

パパが育児時間を増やしてよかったこと5選|実体験からの気づき

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私はこれまで、第1子・第2子ともに約半年間の育児休暇を取得し、フルで育児に集中する期間を経験しました。また、大学職員の仕事ではほぼ毎日定時で仕事を終えているので、朝夕ともに子どもと一緒に過ごしています

※私の働き方や大学職員の育児事情は以下の記事も読んでみてください。

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今の生活になる前は仕事のキャリアも含めて不安も多くありましたが、育児を通して日々感じる喜びや気づきは数え切れないほどあり、育児に多くの時間をかけられる今の環境を嬉しく感じています。

今回は、その中でも特に「これは本当に良かった!」と思うことを5つに絞ってご紹介します!

① 子どもの成長を間近で見られる喜び

まず初めに一番良かったなと思うことは、子どもの成長をより目の前で見れるようになったことです。育児の時間を増やせたことで、子どもの「できた!」の瞬間をリアルタイムで見守れるようになりました。たとえば、初めて寝返りをした日。一生懸命身体をひねり、ようやくうつ伏せになった瞬間は今でも鮮明に覚えています。また、何度も尻もちをつきながらも歩こうとトライして、ついに一歩を踏み出せた瞬間や、初めて「パパ」と呼んでくれた瞬間(本当にわかってパパと呼んだのかは不明ですが。笑)など、数多くの場面を家族みんなで共有できました。

おそらく、転職前の働き方では今の半分以下しか経験できなかったと思います。今の時代、写真や動画も簡単に撮れるので、それらを通じて成長の記録を見ることもできますが、「その場に立ち会えること」にはやはり代えがたい価値があります。子どもの表情や声、空気感まで一緒に味わえたからこそ、幸せ・喜びを実感できたのだと思います。

もちろん、育児は大変なこともたくさんあるのでいいことばかりではないですが、改めて振り返っても、育児時間を増やすことは、子どもの成長を間近で体験できる最高のご褒美ですね。

これからもきっと多くの素敵な場面に立ち会えるだろうなとワクワクします。

② 子どもが「パパっ子」に!育児分担が自然にできる

育児時間をしっかり確保でき、子どもと触れ合う時間が長かったからか、自然と「パパっこ」になってくれました!

子育てに励む友人からは、「パパの抱っこは拒否される」とか「なにかあったらすべてママ」といった声もよく聞きますが、我が家ではありがたいことにママもパパも同じように安心感を持ってくれているようです。(パパはもはや遊び道具かのように扱ってくれます。笑)

このおかげで、夜泣きのときにパパの抱っこでも落ち着いてくれたり、保育園の送り迎えがパパでも何の問題もなくニコニコでいてくれたり、と夫婦の育児分担を非常にスムーズに行えています。

育休を長めに取った影響も大きかったのか、初めからこうだったので当たり前のように感じてしまっていますが、もしママに負担が偏ってしまうことになっていたら、おそらく夫婦関係にもストレスが生じやすくなっていたと思います。パパが育児時間を増やせたことで、子どもに「パパと過ごすのも安心」と思ってもらえ、家庭の安定に大きくつながったなと実感しています。

③ 妻と細かいレベルで育児の会話ができる

育児時間を増やしたことで、妻と「同じ目線」で子どもの成長や育児方針について話せるようになったな、とも感じています。たとえば「昨日と今日でお風呂の様子が全然違ったけど、何がよくなかったんだろう?」とか「ご飯で遊ぶことが多くなったけど、この間の時みたいな場合はどうやって躾する?」みたいな話を、自分が直接関わっていると細かな粒度で議論ができます。(そのおかげでけんかになることも多くありますが。笑)

以前の働き方で子どもと直接関われる時間が少なかったら、妻からの報告を聞くだけになって、ピンと来ない話をしてしまうことも多くなったのではないかと思います。

日々関わる時間が多いことで、夫婦の会話が「一緒に考えるディスカッション」になりやすく、余計なすれ違いみたいなものを少なくできていると感じます。

同じ経験を共有しているからこそ、夫婦の育児コミュニケーションはより濃く、建設的になる。これも、育児時間を増やせたことによる大きなメリットだと思います。

④ 親への感謝が深まり、関係も良好に

育児をする中で強く感じることとして、「親への感謝」も大きな一つです。夜泣きで数時間おきに起きたり、食事をこぼして掃除が大変だったり、全然言うことを聞かなかったり、、、子育ての現実に直面するたびに、「ほんとによく自分を育ててくれたなぁ」と実感し、両親のありがたさをしみじみ感じます

普段、家族とは恥ずかしさもあり改まって感謝を伝えることは少ないですが、育児をするようになってからは、実家に帰省したときなんかに、「本当に大変。自分も同じようにやってくれていたんだね。ありがとう。」と伝えることもありました。そうしたら親も嬉しそうに「そうそう、あんたも小さい頃は本当に大変だったんだよ~」などと笑いながら話してくれたりと、以前よりも会話が深まった気がします。

自分があまり育児に関われていなかったら、こうした気持ちも芽生えにくかったかもしれません。育児を通じて両親との関係がより親密になったのは、自分にとっても子どもにとっても良い影響だなと思います。

⑤ 仕事にも活きるスキルが身につく

ここまでは家族関連のプライベートに関する点について言及してきましたが、仕事においてもプラスの面がたくさんあるなと感じています。育児は大変ですが、その経験が仕事に直結する場面も意外と多いです。例えば以下のような点は仕事でも大きく影響があります。

  • 忍耐力
    • 子どもは、何をするかわからない強敵です。笑 子どもの相手を長時間していると、職場にいる少しやっかいな人でさえ、「言葉が通じて会話できるだけ全然ましだな。笑」と思えるようなことも出てきます。また、こういうと怒られるかもしれませんが、子どもと併せて妻の機嫌が悪いときはもう地獄な状況も現れますが、それを乗り越えるメンタルを手に入れると、職場のいざこざの多くはどうでもよくなります。笑 自分がしっかりと気を持ちさえすれば、育児を通して忍耐力が必ず付きます。
  • コミュニケーション力
    • 育児をしていると保育園で自然と先生やお友達のパパママたちとも会話をするので、雑談力も少し向上したように思います。笑 また、育児に関する話は、特に年上の方とも話がしやすいので、職場での会話の幅も広がり、今まで以上に様々な方といろんな話をできるようになったなと思います。
  • マネジメント力
    • 忍耐力とコミュニケーション力も相まって、マネジメントにおいても育児の経験が活かされる場面があるなと実感しています。例えば学生やチームのメンバーと接するときに、今まで以上に相手の話を聞く時間を長くできたり、ただ指示を出すのではなく「どうしたら動いてくれるか」を考える姿勢が身についたように思います。

昔の私は、育児によってキャリアに支障が出るみたいな考えも持っていましたが、今では育児は仕事においても自己成長できる経験だと感じています。

まとめ

パパが育児にしっかり時間をかけると、

  • 子どもの成長をリアルに体験できる
  • 育児分担が自然に進む
  • 夫婦関係や親子関係が深まる
  • 仕事の力にもつながる

といった、数えきれないほどのメリットがあります。

もちろん大変なことも多いですが、「育児に時間をかけてよかった」という気持ちが、それを上回ります。これからも子どもと一緒に過ごす時間を大切にしながら、家事・育児・仕事のバランスを楽しんでいきたいと思います。

ABOUT ME
ゆにすけ
ゆにすけ
パパな大学職員
転職2回→大学職員🎓/2児の父 TOEIC900点、育児と英語を両立中! 大学職員のリアルや、育児、英語学習などを中心にしつつも、自由気ままに楽しいと思えることを書いていきたいと思います。
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