30代未経験でも「即戦力」へ。大学職員転職を成功させる業界研究 おすすめの書籍3選

「業界研究に役立つ本を読んでみたいけど、限られた時間の中でどれを読むのがよいかわからない。」
「まだまだ志望動機や自己アピールにうまく繋げられないので、業界のことをもっと深堀したい。」
転職活動を始めたものの、こういったお悩みに遭遇していませんか?
特に仕事や子育てなどで忙しい方と、なるべく時間をかけずに情報収集したいとお考えかと思います。
今回は、そんなあなたにおすすめの書籍3冊を紹介します!
※本ページはプロモーションが含まれています。
どんな情報を仕入れるべきか

本の紹介に入る前に、転職活動にあたってどのような情報を仕入れておくと良いかをお話しします。
30代の転職においては、20代のような「ポテンシャル採用」はあまり期待できません。
求められるのは、大学が直面している課題を理解し、ビジネスの視点で解決策を提示できる「即戦力性」です。
とはいえ、特に未経験からの転職では、これまでの実績だけではなかなか大学職員における即戦力性を伝えることは難しいと思います。
そこで、以下のような情報を仕入れ、より細かなレベルで自身の経験と繋ぎ合わせて話せるようになると、採用担当者に「お、この人は大学職員のことをしっかり理解しているな」と思わせられるようになります。
- 大学職員や大学業界の、厳しい面も含めたリアルな状況
- 大学に関する客観的なデータ
- 経営視点の大学の課題
おすすめの書籍3選
では、ここから具体的な本の紹介に入ります。
『大学職員のリアル』(倉部史記 著)
大学職員は、近年「楽で稼げる仕事」として取り上げられ、人気の高い職業になってきていますが、「それは本当なのか?良い面・悪い面を含めてリアルに伝えることで大学業界をより良いものにしたい」といった想いで書かれている(と、私は理解している)本です。
著者の倉部史記さんは、長年大学業界をウォッチし続けてきたプロフェッショナルの方で、私自身この本を信頼して読むことができ、業界の理解を深めることができました。
- 大学職員という仕事の実態、キャリアパス、求められる能力など、大学職員に関する情報が網羅的かつ客観的にまとめられているため理解しやすく、簡単に業界の解像度を高めることができる。
- ポジティブなことだけをアピールするような内容ではなく、巷で言われている「大学職員は楽で高給、超ホワイト」というものを否定するネガティブな内容もしっかり描かれていて、リアルな実態を如実にまとめてくれていると感じる内容である。
※ただ、実際に大学職員に転職した私の感触としては、それでも激務な民間企業と比べたら超ホワイトなのは間違っていないと思っています。 - 職員へのインタビューもあり、仕事のやりがいやモヤモヤなど、職員が感じている個別具体的な内容も含まれているため、志望動機や入職後に活躍できそうなポイントを見つけるのにも役立つ。
大学職員を目指す際、リアルな内容を理解するのにこれほど良いものはないと思いますので、まずはぜひ本書を手に取ってみてください。
『大学特集 本当に強い大学2025』 (東洋経済新報社 著)
次は雑誌ですが、日本の大学について最新の情報得られるものとしてこちらがおすすめです。
まず、「大学四季報」として、約800校の日本の大学一覧が掲載されているのでこれだけでも役に立ちます。その他、有名大学を中心に最新の動向や偏差値以外の切り口での大学ランキングがまとめられているので、各大学についての詳しいデータを網羅的にチェックするのにおすすめできる一冊です。
- 大学一覧を所在地、学生数・教職員数、財務状況等のデータとともに確認できるので、そもそもどんな大学があるのかを知ることや、興味のある大学のデータをチェックすることに役立つ。
- 近年の大学業界の情勢を背景にしつつ、有名大学の最新の動向を確認できるので、各大学の特徴や取り組みを知ることができる。自身の経験に繋がるポイントを見つけるきっかけにもなる。
人によって活用する観点が様々かもしれませんが、「知らなかった大学を発掘する」「興味のある大学に関するデータを得る」「直近の主な取り組みを見て、自身の経験を生かせるポイントを見出す」など、それぞれに応じたメリットをくれる一冊だと思います。
『未来をつくる大学経営戦略』 (柴田 巌 著)
最後は、ビジネス・ブレークスルー大学 を運営する株式会社Aoba-BBTの代表取締役である柴田 巌さんの「未来をつくる経営戦略」を紹介します。
本書では、現代において大学改革が喫緊の課題であることを具体的に説明したうえで、将来に向けた課題の解決策としてどういったことをやるべきか、といったことが書かれています。
- 大学が抱える課題や、求められる価値が様々な観点から述べられているので、現代において大学が考えるべき要素を網羅的に把握できる。
- 大学の生き残り戦略や未来の大学像も提唱されているので、大学が抱える課題に対する一つのモデルとして課題と解決策を学べる。
- 上記の内容をもとに、自分が関与していきたいと思う内容や、自身の経験を生かせそうなポイントを見つけられる。
100%オンラインで学士や修士の学位を取得できるという、日本初の試みを株式会社として行ってきた組織の方が書いていることもあってか、課題に対して先進的かつ前向きなことが書かれている印象で、個人的に好きな1冊でもあります。
本書で得た内容をもとに、志望する大学の状況と自身の経験と紐づけていくことができれば、「職員としてどのように活躍できそうか、また大学業界・教育業界にどう貢献していきたいか」といったことをまとめられ、採用担当にも「即戦力」として活躍してくれそうだと感じてもらえること間違いなしです。
まとめ

今回は業界研究に役立つおすすめの書籍を3冊紹介しました。
忙しい中での情報収集は大変なので、すべて読む必要はありませんが、今回の内容を見て自分に合いそうだと感じたものはぜひ読んでみてください!
大学職員として働く姿をより解像度高くイメージし、具体的な業務まで結び付けられれば採用の可能性がきっと高まるはずです。
